2011-06-18
美しい海をめでながら、美味い海の幸を。 『鮨 屋台』@福岡県遠賀郡
これまた、先月福岡に帰郷した際の話題です。
この日は日曜日。
母と姉が、車で近くの海まで昼食を兼ねたドライブに連れて行ってくれました。
訪れたのは、福岡県遠賀郡(おんがぐん)の海!
五月晴れの青い空に、日本海の蒼い海。
浜辺に咲く花。
田舎の親しみある風景に、久しぶりに腹の底から深呼吸できたように思いました。

…で、ランチに訪れたのが、この海のすぐ目の前にある『鮨 屋台』さん。
姉夫婦のお勧めのお店なんだそうです。
コンテナを利用したお店は、横に細長い造りです。
日曜昼14時頃に入店したんですが、あいにく満席。
人気店なんですね。
でも予約が可能なので、受付で予約をし席が空いたら電話連絡をもらえるようにしました。
近くのお土産処をひやかしたり、海辺を散歩したりしながら時間を潰します。
予定時間よりも早めにお店から入店可能の連絡が来て、改めてお邪魔しました。

私達はカウンター席に通されました。
2歳の甥っ子も一緒でしたが、お子様用の椅子もあるので安心。
注文は全て姉が済ませてくれたので、どのメニューなのか定かではありませんが、
多分、12貫2500円のコースなのだと思います。
今日は姉の奢り!
私だけ、生ビールも頂いちゃったりして恐縮です(^-^;
お姉さま、ありがとうございま~す!(笑)

カウンターの上には一人一つのお皿があって、その脇にはそれぞれ違う書の一文が書かれています。
私の席に置かれていた文句は、
「あなたの心が海に癒されるように、
あなたのおいしい笑顔が、海を癒してくれます。」
今の私の心中に、ぴったりと合う一文でした。
カウンター内は寿司職人さんの握り場。
その背面の壁には横に細長い窓が設えてあり、窓からは先程の日本海が一望できるという按排。
素敵なお店ですね~。

コースの一品目は アジ でした。
1~2個づつ、握りたてを時間差で出してくれます。
鮮度が良くて美味しい鯵でした。

二品目は スズキ 。
炙りの状態で提供され、ポン酢風のタレがつけられ提供されました。
さっぱりして、これも美味しい。

そして、私の好きな三貫がほぼ同時に登場!
鮪、雲丹、イクラ です。
鮪は中トロっぽい脂のノリ。
格好もしゃなりとしていかしてます。

カウンター前の窓から見える海。
私のカメラの腕前では上手く写せていませんが(汗)、
この窓からの景色が一枚の絵のように綺麗なのですよ。
まさに、「眺望も味のうち」です。
そして、お皿に載ってる一貫は… サワラの炙り だったかな?(^-^;

今回のコースで一番印象深かった一品は、この 一口あわび !
これ、静止画じゃなくて動画で撮っておきたかった。
実はこのミニ鮑ちゃん、軍艦の上でクネクネ踊っていたのです。
提供後に、レモン(だったかな?)を鮑に絞るのですが、
その絞り汁をかけられた後の鮑ちゃんの悶えようったら!(笑)
悶絶する鮑ちゃんをパクリと踊り食いすると、
コリッとした食感と鼻腔に響く磯の風味、そして爽やかな柑橘系の香りが口の中で渾然一体に。
成仏した鮑ちゃんの代わりに、こちらが小躍りしたくなるような旨さなのであります(笑)。

この 海老 も姿が綺麗。
車海老の種類なのでしょうけれども、大きさと価格からすると「まき」か「さいまき」と呼ばれるものなのかも。
プリッとしてこれまた美味。

アラ汁 は魚のアラや切り身が入ったお味噌汁。
添えられた柚子胡椒は、お味噌汁の薬味としては珍しいですよね。
でも、爽やかで目から鱗のマッチングでした。

ふっくらした 穴子 と、風味よい 海草の軍艦 。

そして〆は、 筍 と 玉子 の握り。
玉子は、〆にふさわしいほどよい甘さでした。
このほかにも、甥っ子用に注文したかっぱ巻きや茶碗蒸しもつまみつつ、お腹いっぱい!
職人さんによる握りの質には若干ばらつきがあるようにも感じましたが、
ネタのクオリティと抜群のロケーションを考慮すると、
このコースはかなりリーズナブルだと思いました。
再訪したい良いお店を教えてもらいました。
ごちそうさまでした!
『鮨 屋台』
093-282-1722
福岡県遠賀郡岡垣町大字原670-18
11:30~15:00、17:30~21:00
定休日 水曜日(祝日の場合は営業)
駐車場 有
http://www.budounoki.co.jp/tenpo/susi/susi.htm
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2010-09-11
大阪食い倒れ旅・2010夏。 【4軒目】 『奴寿司』@天満
大阪食べ歩き旅、最終回~♪
午前中、西長堀で絶品つけ麺を食した後、心斎橋で眼鏡を新調。
心斎橋筋商店街~道頓堀間をブラブラと散策して、昼過ぎに天満に移動しました。
昨夜もこの天神橋筋商店街に呑みましたが、十数時間後に同じ場所にまた戻って来るとは(笑)。
そういえば、私が高校生の頃に初めて一人旅した街も、大阪の難波と天満でした。
この街好きなんですよね^ ^
そんなわけで、この日のランチは『奴寿司』さんに突撃です。
ここは、数十mの通りに数件の寿司屋が集まっている、大衆寿司屋の激戦区。
その数ある寿司屋の中で『奴寿司』さんを選んだ理由はただ一つ。

寿司の単品価格はこの辺りの相場とあまり変わり無いかもしれませんが、私が目当てにして来たのは
「おまかせ」コース!
一皿315円の寿司が、板さんのお任せで出てきます。
お腹いっぱいになったら途中でストップをかけて、食べた皿の数を数えてお会計するというコースです。
単品で頼むと一皿二貫づけになりますが、この「おまかせ」にするとその日のお勧め品の中から、一皿一貫づつ違うものを出してくれます。
種類が多く食べられて、一人客には嬉しいシステムなのです。
ちなみに、お任せなのでネタの注文は出来ませんが、苦手なネタがあれば抜いてもらうことは出来るようです
(「青背の魚が苦手なので入れないで」とか、「雲丹が食べられません」など)。

カウンターの上の様子。
卓上には、ガリが入った入れ物・醤油・箸・爪楊枝があります。
飲み物はお茶を注文。
中くらいの湯呑で粉茶を出してくれます。
お寿司は長方形のお皿で一皿づつ届きます。

まず、一皿目。
「中とろ」と「かんぱち」です。
一皿目から私の好物が~!
カンパチの締まった身質も良いですが、
中トロの赤身の滋味・脂のコク・柔らかな舌触りが…… ウマシ!(☆o☆) キラ~ン★

二皿目は、「生もずく」と「うに」。
モズク、初めて寿司で食べました。
爽やかでいいですね、胡瓜の青い味と合ってます。
雲丹は大好物のタネですが、これも良かったです。

三皿め。
「いたや貝酢味噌」と「帆立貝柱」。
イタヤ貝に酢味噌をかけた軍艦は、珍しくてよかったです。
帆立は普通に美味しい…でも、シャリとの間の海苔は私はいらないかも。

四皿目は、「鰹のタタキ」と「鱧梅肉」。
これもなかなかでした。

五皿めは再び貝類ですね。
「とり貝」と「ほっき貝」です。
トリ貝はツメが塗ってあるので、そのまま頂きます。
ホッキ貝のシャクシャクした歯触りと爽やかな磯の香りが旨い!

六皿目。
「松茸」と「鯛」です。
鯛は、身の締まりはまぁまぁですが、皮付きで美味しいですね。

松茸は、今年初実食なので 大きめの写真で一貫撮り! (笑)
薄味で炊いてあって、このままで頂きます。
味・香り云々より、ハツモノのありがたみがございました。
お腹は六分めくらいの埋まり具合でしたが、数時間前に豚足入りつけ麺も完食しているし、食べ過ぎ禁物なのでこちらでストップ。
六皿・十二貫で、1890円の会計でした。
シャリが小さめなので、お腹を空かせて行くと、女性でも10皿近くいけるのではないでしょうか。
「お寿司屋さんは値段が怖い」
という方でも、皿の数で予算との兼ね合いが計算できる明朗会計なので、安心だと思います。
ごちそうさまでした!
…そんなこんなで終了した、今回の大阪一人旅でした。
大阪の美味しいモノ達と、それを提供してくださった方々、
そして、つたない旅行記を読んでくださった皆様に感謝です m(_ _)m
『奴寿司総本店(やっこすしそうほんてん)』
06-6358-4427
大阪府大阪市北区天神橋5-6-22
(天満駅から281m)
12:00頃~22:00頃(ネタが切れるまで)
定休日 木曜
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