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2010-05-24
中村橋で絶品蕎麦に出会う。 『玄蕎麦 野中』@中村橋
今回は、お蕎麦屋さんの紹介です。

各所で味の評価の高いお店『玄蕎麦 野中』さんを訪問しました。
最寄り駅は西武池袋線の中村橋駅ですが、駅から10分以上歩きます。
住宅地の中にポツンとありまして、商売をする場所としては恵まれていない立地だと思いますが、それでも人気があるのはすごいことですね。
おのずと期待が高まります。
店内はテーブル席と座敷で構成されています。
でも、座敷のほうも絨毯敷きの上にテーブル…という席で、畳に座布団というスタイルではありません。
ご年配で足の弱いお客様にも配慮して、座敷のほうもテーブル席にしたのだとか。
外観も凛としていましたが、店内も趣があって素敵です。
(店内の様子は、コチラのページでご覧になれます)

まず、「丹波の黒豆納豆そば(1050円)」を頂きました。
自家製粉・石臼挽きの蕎麦粉を使用した二八蕎麦です。
しなやかな蕎麦に、丹波の大粒黒豆納豆と白胡麻・卵黄・もみ海苔・青ネギが載っています。
蕎麦つゆをかけて、よく混ぜて食べるぶっかけスタイルのお蕎麦です。
丹波の黒豆納豆は、納豆特有の匂いや粘りが控えめ。
ほくほくした豆の旨さを楽しめる、いい意味で納豆らしくない納豆でした。
食べ終わると蕎麦湯と蕎麦猪口を出してもらえます。

こちらは、「蟻巣(ありす)の田舎そば(1050円)」です。
水・金・日曜のみの販売で、一日10食限定。
蟻巣という石の臼で挽いた蕎麦粉を使用した、十割蕎麦です。
蟻の巣のように細かい穴が空いた石だそうで、石臼の通気性が良い分挽く時に粉が熱を持たず、蕎麦の香りを損ないにくいという利点があるそうです。

蕎麦の色と表面の質感からして、先に食べた納豆そばの「二八そば」とは全く違います。
色が濃く、細かい粉と荒い粉を合わせているのでところどころ白っぽい粒が見えます。
このお蕎麦、とっても美味しい!
ほどよいモッチリ加減と、しっかりした蕎麦粉の香り。
ご主人のお話では、この日(この時期)に使っている蕎麦粉はまだ風味が弱いものだそうで、
「それなら、コンディションのいい蕎麦の実の時は、どれだけ美味しいんだろう!」
と、驚いてしまいました。
鰹が効いた蕎麦つゆも、からさと甘さのバランスがよく、蕎麦の味を邪魔せず惹き立てるものでした。
味といい、お値段の手ごろさといい、お店の雰囲気といい、とても魅力的なお蕎麦屋さんでした。
是非、また寄らせて頂きたいと思います。
次回は、火・木・土曜限定の「淡い緑の粗挽蕎麦」を食べてみたいです。
ごちそうさまでした!
『玄蕎麦 野中』
03-3577-6767
東京都練馬区中村2-5-11
(中村橋駅から832m)
11:00~15:00 17:00~20:00
定休日 月曜、第3火曜
(月曜日が祝日の場合営業、翌火曜日が休業)
駐車場 有(3台、店頭に案内看板有り)
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